多摩ニュータウン聖ヶ丘地区(第4住区) †
大規模な自然公園の都立桜ヶ丘公園に隣接する聖ヶ丘地区は、昭和58年に入居開始した公団施行の第4住区を構成する。当初は西武鉄道が新住宅市街地開発事業の施行者として開発する予定であったが、昭和45年に当時の日本住宅公団が西武から土地を買い取り、公団が開発することとなった。公団が買収するより前の西武不動産による造成は危険なもので、送電用の鉄塔が建つ部分はそのままにその周囲だけを削り取る形で造成され、いつ崩れるか分からないような状態だった。この状態となった地形を公団内部では「アパッチ砦」と呼んでいたという。その後、多摩市が公共施設の開発者側との費用負担の問題から一時、この第4住区を事務所等の誘致地区とすることなどが要求され、計画の策定に時間を要することとなったが、最終的に戸建てを中心とした住区として開発された。わずかながら公団住宅や都営住宅も供給されている。
旧公団分譲 †
| 所在地 | 入居年月 |
エステート聖ヶ丘 [写真あり] | 多摩市聖ヶ丘2,3 | 昭和59年3月,4月 |
民間分譲 †
UR賃貸 †
都営 †
| 所在地 | 入居年月 |
聖ヶ丘団地 [写真あり] | 多摩市聖ヶ丘1-19 | 昭和63年3月 |