多摩ニュータウン若葉台地区(第3住区) †
公団施行の第3住区を構成する若葉台地区は、三沢川流域の排水問題を解決する「三沢川分水路」の完成により開発が進められ、平成11年に入居開始した。平成9年にそれまで多摩ニュータウンで主に住宅を供給してきた公団が分譲事業から撤退した後であり、民間分譲マンションが殆どを占め、UR賃貸「ビューコート若葉台」が地区唯一の公団住宅となっている。そんななか民間マンションにおいても、平成17年に多摩ニュータウン事業が終了するまでの間に公団による強力な建築指導が行われ、高密度ながらゆとりある敷地で子供の遊び場が充実している。同時に、民間の大規模マンションならではの共用施設が充実し、公団住宅と民間マンションのいいとこ取りとなっている。道路を挟んで多摩NT区域外(神奈川県川崎市)の京王線若葉台駅とは歩道橋で結ばれ、そこから若葉台公園まで地区の軸となるように、車道と立体交差した遊歩道がまっすぐに伸びる。その両側にはロードサイド形態の商業施設や、「テレビ朝日若葉台ビル」といったオフィスビルが建ち並び、稲城市の最大年間売上高の商業集積地区となっている(平成19年商業統計)
民間分譲 †
UR賃貸 †