多摩ニュータウン落合地区(第9,10住区) †
第9住区と第10住区で構成される落合地区は、第9住区が先行して開発されて昭和51年3月に入居開始した。第9住区は多摩ニュータウンで唯一の東京都住宅供給公社単独での開発住区であるが、これは元々多摩ニュータウン計画とは別に公社が独自に買収を進めていた場所だったからである。昭和41年に公社が新住宅市街地開発事業に参加する法的枠組みが整ったのち、多摩ニュータウンに組み入れられることとなった。一方、多摩センター駅前を含む第10住区は遅れて開発が行われ、昭和57年3月に入居開始された。第10住区では当時の住宅・都市整備公団により、公園・遊歩道といったオープンスペースを骨格とした街づくりが第11住区(鶴牧地区)と一体で行われ、街全体が公園のような独特の景観となっている。車道と立体交差した遊歩道(歩行者専用道路)も第11住区と合わせ全面的に整備され、多摩センター駅から多摩中央公園にかけて真っすぐに伸びる「パルテノン大通り」と、そこから分岐した遊歩道は駅前の各商業施設と接続するほか、遊歩道は住宅地方面へも延長し各団地を網羅している。これにより駅前から住宅地、そして国内外から多くの観光客を集める「サンリオピューロランド」へ、車道を一切横断せず移動が可能である。なお多摩センター駅前は、年間商品売上高において多摩市内で聖蹟桜ヶ丘駅前に次ぐ商業集積地区(平成19年商業統計)となっている。
旧公団分譲 †
公社分譲 †
| 所在地 | 入居年月 |
落合団地A [写真あり] | 多摩市落合3-3 | 昭和51年3月 |
落合団地B [写真あり] | 多摩市落合4-2 | 昭和51年3月 |
落合団地C [写真あり] | 多摩市落合3-4 | 昭和51年8月 |
落合団地D [写真あり] | 多摩市落合3-1 | 昭和53年3月 |
グリーンコープ落合 [写真あり] | 多摩市落合6-6 | 昭和59年3月 |
民間分譲 †
UR賃貸 †
公社賃貸 †
| 所在地 | 入居年月 |
落合住宅 [写真あり] | 多摩市落合3,4 | 昭和51年3月,8月 |
落合三丁目住宅 [写真あり] | 多摩市落合3-5 | 昭和55年3月 |
都営 †
| 所在地 | 入居年月 |
落合団地 [写真あり] | 多摩市落合4-4 | 昭和51年3月 |