多摩ニュータウン鑓水地区(第16住区) †
鑓水地区は東京都施行の第16住区を構成する。平成6年に入居開始したが、そのすぐ後に公団が分譲住宅の建設事業から撤退したため、住区内にある住宅の大部分は民間が供給したものである。集合住宅の他に、リーマンショック後は戸建住宅地としての開発も多くなっている。地区西部は国道16号や圏央道にも近く、事業用地として分譲されることも多い。なお、多摩美術大学が多摩ニュータウン開発以前からあるが、周囲を多摩ニュータウン区域に囲まれているため、長年大学側は手狭になっていたキャンパスを拡張できずにいた。施行者である東京都もそれは承知しており、大学周囲の開発を保留することとして敷地を確保していたものの、長らく新住法の制約から譲渡することは困難だった。その後の新住法の改正で大学施設としての土地利用が可能とされたことで、大学側はこの土地を取得し、平成15年に多摩ニュータウン区域内に渡りキャンパスが拡張された。地区内に整備された歩行者専用道路(遊歩道)は、他地区のものとも接続しており、南大沢駅まで歩行者専用道路だけを通って行くことができる。
民間分譲 †
UR賃貸 †
公社賃貸 †
都営 †
| 所在地 | 入居年月 |
鑓水団地 | 八王子市鑓水2-73 | 平成6年3月 |
鑓水第二団地 [写真あり] | 八王子市鑓水2-84 | 平成5年3月, 平成6年3月 |