多摩ニュータウン長峰地区(第2住区) †
京王線で橋本方面に向かい稲城駅を出て少しすると、右側車窓の丘の上に見えてくるのが、第2住区の長峰地区(公団施行)である。三沢川流域の排水問題を解決する「三沢川分水路」の完成により開発が進められ、平成7年に入居開始した。周辺の緑豊かな環境を活かした住宅建設が心がけられ、公団住宅では大規模団地で初めて建設省の「環境共生住宅市街地モデル事業」が適用された。太陽熱利用の自然空調や給湯、豊かなオープンスペースの形成、屋上緑化、間伐材の使用、太陽光発電による屋外照明や雨水の地下浸透、建設廃材の再利用などが取り入れられた。この取り組みにより長峰地区の公団住宅群は、平成8年に「第3回日本不動産学会業績賞」を受賞した。同時に建設された都営住宅は、公団住宅とデザインの統一を図るとともに、全棟を高層棟とし建築面積を抑え、緑地面積を多くする工夫がなされている。
旧公団分譲 †
民間分譲 †
UR賃貸 †
| 所在地 | 入居年月 |
長峰・杜の一番街 [写真あり] | 稲城市長峰3-2 | 平成7年3月,平成8年3月 |
都営 †
| 所在地 | 入居年月 |
長峰三丁目団地 [写真あり] | 稲城市長峰3-8 | 平成8年5月,平成9年3月 |
長峰二丁目団地 [写真あり] | 稲城市長峰2-9 | 平成10年3月 |