多摩ニュータウン鶴牧地区(第11住区)

多摩ニュータウン鶴牧・落合地区

北部に多摩センターのオフィス街を形成する鶴牧地区は、公団施行の第11住区を構成し、落合地区(第10住区)と一体で開発された。開発にあたってはこれまでにない新たな街づくりが行われ、その後の公団の街づくりに大きな影響を与えた。多摩ニュータウンでは昭和49年以降、公園などのオープンスペースを30%以上確保することが基本方針になっていたが、その直後の昭和51年に入居開始した貝取・豊ヶ丘地区の南部において、せっかく確保したオープンスペースが認知されにくいことが課題だった。一般的に街の骨格は道路ネットワークを中心に認知される。これを逆手にとって鶴牧・落合地区の開発では、公園と歩行者専用道路だけを描いた図面が作成され、これらのオープンスペースで街の骨格を形作ることとなった。「基幹空間」として4つの近隣公園を連続的に環状に配置し、それらを補完する歩行者専用道路や街区公園で構成される「リング系」と合わせて鶴牧・落合地区の「みち」のネットワークを組織している。これにより、公園や歩行者専用道路だけを通り、地区内や多摩センター駅前まで縦横無尽に移動することが可能である。景観も重視して計画され、見る・見られるを意識した「ヴィジュアルプラン」が作成され、今でいう景観計画の先駆的事例となった。建物周りの景観だけでなく、街の概括的な眺めを作り出すことも意識された。特に「山」の景観が重視され、基幹空間を構成する「富士見通り」は富士山の方向に向かって真っすぐに整備されている。また、自分たちの街を見渡すことが出来る場所として、鶴牧東公園には残留土砂を活用して「鶴牧山」という小丘が設けられた。昭和57年に行われた最初の入居では、低層集合住宅である「タウンハウス」を中心に供給され、住宅の景観もそれまでのニュータウンから一新された。この街づくりが評価されて公団は、昭和58年に「緑の都市賞」、昭和60年に「日本都市計画学会計画設計賞」、平成5年に「日本造園学会特別賞」を受賞した。

旧公団分譲

所在地入居年月
タウンハウス鶴牧 [写真あり]多摩市鶴牧3,4昭和57年3月
エステート鶴牧4・5 [写真あり]多摩市鶴牧4,5昭和57年3月
エステート鶴牧3 [写真あり]多摩市鶴牧3-17昭和57年3月~昭和58年2月
グリーンメゾン鶴牧 [写真あり]多摩市鶴牧3-13昭和58年3月,昭和59年3月
ホームタウン鶴牧 [写真あり]多摩市鶴牧6-1平成元年6月~平成3年3月
ハイライズタウン鶴牧 [写真あり]多摩市鶴牧6-16平成2年3月,平成3年3月
ヒルサイドタウン鶴牧 [写真あり]多摩市鶴牧6-15平成3年3月,平成4年3月
メゾン鶴牧 [写真あり]多摩市鶴牧5-36平成5年3月
エステート中沢 [写真あり]多摩市中沢2-11平成5年3月,平成6年3月

民間分譲

所在地竣工年月
リーデンススクエア多摩鶴牧アイクロッシィ [写真あり]多摩市鶴牧2-26平成15年3月
アルテヴィータ多摩センター [写真あり]多摩市鶴牧1-17平成16年2月
D'グラフォート多摩センターガーデンサンクタム [写真あり]多摩市鶴牧3-4平成18年3月
グランノエル多摩センター1 [写真あり]多摩市鶴牧1-4-15平成18年8月
ブリリア多摩センター [写真あり]多摩市鶴牧3-2平成19年3月
ブルーミングヒルズ多摩センター [写真あり]多摩市中沢2-5-5平成19年12月
多摩センター ザ・パークウイング [写真あり]多摩市鶴牧2-15,16平成20年9月
ヴィークステージ多摩センター [写真あり]多摩市鶴牧1-25-2平成27年9月

UR賃貸

所在地入居年月
エステート鶴牧5 [写真あり]多摩市鶴牧5-1-1昭和57年3月

都営

所在地入居年月
鶴牧団地 [写真あり]多摩市鶴牧5-40昭和57年3月

添付ファイル: file2012_0914_102945_392eds.jpg 74件 [詳細]

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Last-modified: 2016-06-08 (水) 22:03:28 (768d)