多摩ニュータウン諏訪地区(第5住区)

多摩ニュータウン諏訪地区

昭和46年3月入居開始の第5住区(公団施行)を構成する諏訪地区は、永山地区と並び多摩ニュータウンで一番最初に開発された地区である。昭和46年当時の東京の深刻な住宅不足という時代背景を反映し、多摩ニュータウンの当初の目的である住宅の大量供給を果たすため、大規模な都営住宅が立ち並んでいる。昭和48年のオイルショックで高度経済成長が終焉し、東京への人口流入が大幅に減少したことで結果的に住宅不足が解決してからは、「タウンハウス諏訪」や「グリーンメゾン諏訪」といった新しいタイプの公団住宅が実験的に供給される場となった。そういった住宅群は公団資料等で「量から質へ」と表されているように、大量供給を目的とした従来の画一的で単調なデザインから、(住宅市場で見劣りしない)良質でデザイン性に優れたものへ、公団住宅が転換するきっかけになった。公社住宅もそれに追従し、それらを合わせ多摩ニュータウンの他地区においても供給された。そしてこれ以降、画一的だった多摩ニュータウンの団地の景観は様変わりするに至った。

旧公団分譲

所在地入居年月
タウンハウス諏訪 [写真あり]多摩市諏訪3-3,4昭和54年3月-5月
グリーンメゾン諏訪 [写真あり]多摩市諏訪3-2昭和54年3月
ホームタウン諏訪 [写真あり]多摩市諏訪1-17昭和61年3月

民間分譲

所在地竣工年月
オーベル多摩永山エンブレムヒルズ [写真あり]多摩市諏訪1-28,68平成19年11月
永山ハウス [写真あり]多摩市諏訪1-65平成21年10月
ブリリア多摩ニュータウン [写真あり]多摩市諏訪2-2,4平成25年11月
プレシス多摩永山レヴィエ [写真あり]多摩市諏訪4-24-4他平成27年11月

UR賃貸

所在地入居時期
グリーンメゾン諏訪2 [写真あり]多摩市諏訪2,3昭和46年3月-昭和54年8月
諏訪一丁目ハイツ [写真あり]多摩市諏訪1-66昭和60年3月-昭和61年3月

都営

所在地入居時期
諏訪団地 [写真あり]多摩市諏訪4他昭和46年3月-昭和54年3月

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